最近のお葬式スタイルとして、様々な葬儀プランが見受けられます。
その中でも、よくある葬儀プランが、こちら。
家族葬 | 家族や親戚を中心にした少人数の葬儀 |
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一般葬 | お世話になった皆さんや関係者を幅広く招く葬儀 |
無宗教葬 | お坊さん(宗教者)が不在の葬儀 |
1日葬 | 通夜を省略した1日だけの葬儀 |
直葬(火葬式) | 祭壇を飾らず、式場も利用しないリーズナブルな葬儀 |
自宅葬 | 式場を借りず、自宅を式場として執り行う葬儀 |
このように、葬儀業者によっては、2~6つほどのプランがあり「この中から選んでください!」という流れです。
しかし・・・
こんなにプランがあっても「何の違いがあるの?」と…疑問を感じませんか?
先に結論ですが・・・
〇〇葬の〇〇の部分は「一番重視する(譲れない)条件」というだけで、葬儀プランは有って無いようなモノとお考えいただいて大丈夫です。
反対に・・・あなた様が「プランの内容を比較しよう…」とか「どうすれば、費用が一番やすくなるのか?」と考えてはいけません。
結局…web上では解決しませんし、そこまでは情報が掲載されていないからです。
例えば・・・
「うちは、親戚だけを招いて、奇麗な祭壇を飾ってささやかに送ってあげたい…でも、お坊さんには遠慮して欲しい…」
という場合、上記の葬儀プランですと… 家族葬 か 無宗教葬 の、どちらを選べばいいの?と、なってしまいます。
さらに・・・
「1日だけで済ませたい」
という希望も付け加えたら、家族葬 か 無宗教葬 か 1日葬…どれを選べばいいの?と、なってしまいます。
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実際のところ、プランは 家族葬 でも 無宗教葬 でも 1日葬 でも構いません。
それは、ご相談の段階で最低限…下記の内容を確認するからです。
- 会葬者の人数
- 葬儀の場所
- 宗教の有り無し
- 葬儀期間の日数
そうなると結局、ご相談の結果…下記のような事になってしまいます。
- 家族葬 かつ 無宗教葬
- 1日葬 かつ 家族葬
- 1日葬 かつ 家族葬 かつ 無宗教葬
などなど、ご遺族様の希望により葬儀内容は異なりますし、様々な組み合わせが発生してしまいます。
ですので、プランが複数ある場合でも【〇〇葬の〇〇の部分は、一番重視する(譲れない)条件】として、お考えください。
そこから「お葬式の内容を詰めていきましょう」といった流れになります。
葬儀の内容を決めるうえで、大切な事・・・それは、葬儀プランから選ぶ必要はない…という事です。
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希望の条件を、まとめましょう
もしかすると…まだ、「何を希望したいのか?」すら、決まっていないかもしれません。
また、「普通のお葬式でいい…」とか「人並みで良い…」、「〇〇円以内で執り行いたい」といったお考えかもしれません。
しかし…それが普通だと思います。
大切なご遺品を飾ったり、ご自宅に安置するだけでも、十分な時代です。特別…何かをする事もありません。それでも…そのご遺族様だけの、特別なお葬式となります。
最初に…決めておくべき内容
特に…喪主として初めて葬儀をされる皆様にとっては、イマイチ…葬儀の内容が浮かばないかもしれません。
そのような場合でしたら、下記の4点だけ…お決めください。
- 葬儀に招く方々の人数や関係(おおよそで結構です)
- 葬儀を執り行いたい場所
- お坊さん(宗教者)の、有り無し
- 葬儀期間の日数(半日・1日・2日)
もう、これだけで結構です。
これらの項目だけ決まっていれば、あなた様の葬儀プランと葬儀費用は決まります。
※ 祭壇や料理のグレードは、後回しで大丈夫です。
繰り返しになりますが・・・
葬儀業者が用意しているプランを比べ、そこから選択する必要はありません。
自分でプランを比較しようとすると、無駄に時間を取られてしまいます。その前に、上記の4点だけ…決めていただき、その内容を伝えるだけにします。
すると、あなた様の葬儀費用が算出されます。
あとは、葬儀業者が「どのようなプランを提案するのか?」を待っていれば良いだけですので、余裕を持った事前確認の時間を確保していただければと存じます。