プランターを使って、ジャガイモ(春植え)を収穫してみました。
ジャガイモは、主に春と秋で2回の栽培が可能ですが、
今回は、春植えバージョンとなります。
この記事は、自分の「まとめ用」として作成しています。
また、栽培方法には自己流のアレンジが含まれており、
改善点も残されています。
- 栽培回数 :1回(2025年~)
- MAX収穫量:1.6kg(1株あたり)
- 品種:ダンシャク
プランターでも、そこそこ育てられているので、ご参考になれば幸いです!
- 感想 -
ジャガイモの難易度は?
春のジャガイモ栽培は、初心者でも簡単なほうだと感じました。
その理由は、3月~6月の涼しい季節で栽培が終わるので、
病気・害虫の被害に遭いにくいからです。
さらに、作業的にも世話が少なく、
植えたら3ヶ月後の収穫時期まで、
メンテナンスフリーの状態に近いと感じました。
収量としては、1kgの種イモから10kg以上のジャガイモが収穫できたので、
初回の出来としては合格点だと思います。
栽培環境の紹介

これまでに使用したプランターの紹介です。
1.自作ウッドプランター
- サイズ :180cm×60cm×50cm
- 植えた種イモ:8つ
2.不織布プランター
- サイズ:12号(w60 × h40cm)
- 植えた種イモ:2つ
・・・
- 日照時間:6時間ほど
- 屋 根 :なし
・・・

初回は市販されている「野菜を育てる培養土」を使用しました。
- 初期肥料を含みます。
- 500円ほど / 25L
石灰・肥料は追加なし
新品なので、何も混ぜずそのまま使用です。
2回目以降、リサイクルして使う場合は、肥料や堆肥などを適度に追加します。
・・・
水やりは、雨だけで補えています。
春ということもあり、定期的に雨が降りやすい季節なので、
屋外での栽培なら、雨だけで水分を補いやすいと思います。
雨が降らない場合は、自分で灌水します。
ペーストしては3日~7日に1回程度。
・・・
涼しい時期なので、無農薬で済みやすいと感じます。
多少、葉を虫にかじられたり、
病気っぽい症状を確認するかもしれませんが、大きな被害はないと思います。
病気・害虫が心配なら、専用の農薬を散布します。
・・・
テントウムシダマシ

テントウムシダマシは葉を食害する害虫です。
数は2匹ほどしか見なかったので、捕殺して対処しています。
大きな被害はありません。
アブラムシ類

アブラムシは葉を吸汁して、だんだんと葉を枯死させる害虫です。
大量発生はしていないので、シャワーで水をかけて吹き飛ばしています。
また、大きな被害はありません。
現在まで、病気は確認していません。

5月でも30℃を超える日は「葉焼け」の可能性があります。
ただ、葉焼けで全滅することはないと思います。
大きな被害はなく、いくつかの葉が傷むだけだと感じます。
ジャガイモの栽培カレンダー






右にスクロールできます
3月上旬 | 3月中旬 | 4月 | 5月 | 6月 |
---|---|---|---|---|
土づくり | 種イモの分割 | 芽かき | 追肥※ | 収穫 |
種イモの購入 | 防腐処理 | 土増し | 花の処理※ | - |
芽出し※ | 植え付け | - | - | - |
- | - | - | - | - |
栽培期間:約90日 ※ 不要な場合もあり |
ジャガイモの作業表・管理人バージョンです。
作業的にはプランターでも、農家さんとほとんど変わらないと感じます。
継続して行う作業が無く、植え付け前と中間の作業だけなので、
実際にチャレンジすると、
「手間の掛からない野菜だな~」と感じと思います。
植え付け時期は、3月の間がベストだと思います。
ジャガイモの芽は、霜に当たると傷むので、
遅霜の心配が軽減する、3月のどこかで植えておけば安心です。
そして、6月の梅雨前に収穫するのが簡単だと感じます。
栽培の流れ・目次
栽培の流れの目次です。
3月上旬



3月中旬



4月


5月


6月



栽培の流れ・詳細
ここでは、栽培の流れの詳細を紹介します。
土づくり
土づくりとは?
野菜が育ちやすいよう、土に肥料や堆肥を混ぜ合わせる作業。

初回の場合は、野菜・花用の園芸培養土をそのまま使います。
初期肥料が含まれているので、
収穫までの3ヵ月間、追肥を行わずに済みます。
リサイクルして使う場合は、肥料や石灰などを混ぜて、土づくりをします
種イモの購入
ジャガイモは、イモから育てる!
ジャガイモは種からではなく「種イモ」と呼ばれるジャガイモから育てます。

ジャガイモの種イモは、3月前後にホームセンターなどで購入できます。
だいたい、1kgの袋が500円弱です。
イモのサイズは、上記のような大きいタネと別に、
小さいタネが10個ほど入ったものありましたが、
オーソドックスに、大きな種イモを購入しています。
品種は、管理人が選択したダンシャク(男爵)の他にも、
キタアカリやメークインなどが並んでいます。
どれを選んでも、春植え向きの育ちやすい品種のようです。
僕がダンシャクを選択した理由は、特に無く、
初めてだったので、適当にダンシャクを選びました。
品種によって適した料理があるようですが、どれも普通に美味しい品種ばかりだと思います。
Pick Up

種イモは、1kg以上での販売が一般的のようです。
そのため、プランターが1つだけだと、多くの種イモが余ってしまいます。
また、気持ち的にも「ぜんぶ使いたいなぁ~」と考えてしまうことでしょう。
※ 種芋は基本「春⇒秋」「秋⇒春」に持ち越さないらしいです。
種イモをすべて使いたいなら、不織布プランターでは10個、
土も300Lほどを用意する必要があります。
- 不織布プランター(10号)×10個
- 土(21L)×12袋
もし、何も手持ちがない状態から始めると、
プランターと土の購入費用だけで、8,000円ほど掛かります。
ただ、購入したプランターや土は、
他の野菜にも使えるので、そのうち元が取れるようになります。
種イモの芽出し
芽出しはキャンセルOK
植え付け前に、イモから芽を出させる作業ですが、
不要と考える人も多いようです。

植え付け前までに、まったく芽が出ていない状況を除いて、
ちょこちょこっと芽が顔を覗かせていれば、
この作業はスルーでOKみたいです。
3月になれば、自然と芽が伸びてくるので、
寒い2月に植えたい人向きなのかもしれません。
管理人のケース
僕も芽出しはスルーです。
売り切れが心配で、3月上旬までには買っておきますが、
植え付けは3月中旬くらいです。
それまでの間、雨の当たらない半日陰で放置しています。
あえて、陽に当てることはしていません。
種イモの分割
芽を分けたいからイモを分割する
イモの分割 = 芽を分散させる作業。

ジャガイモを1つ丸々植えても大丈夫ですが、
分割したほうが好都合なので、分割します。
5個入りの種イモ(1kg)では、2等分か3等分します。
通常、ジャガイモには6つほどの芽が付いています。
これを丸々1つ植えてしまうと、
1ヵ所からすべての芽が育ってしまい、いずれ栄養の取り合いになります。
そのため、事前にイモを分割して、芽の数を分散しておきます。
また、種イモはサイズの大小問わず、収穫量は変わらないそうです。
なので、適度に分割して使ったほうが、コスパがよくなります。

ジャガイモ栽培では、その後の作業で「芽かき」というのがあります。
芽かきとは不要な芽を間引く作業で、だいたい、1つか2つの芽を残します。
これを行わないと、栄養が分散して小さなイモばかり育ってしまいます。
種イモを分割して植えても、
4つほど芽を伸ばしてしまうケースもあるので、
だいたい芽かきの作業が発生します。
家庭菜園レベルなら、たいした作業料ではありませんが、
農家さんクラスになると、かなりの時間を取られるのではないでしょうか。
Pick Up

うんちくはさておき、分割ルールは下記の通りです。
- 小さいイモ(50gほど)は、そのまま植えてOK
- 大きいイモは(100g以上)は分割可能
- 分割後のイモは最低40gあればOK
- 実際、面倒なのでグラム数を測ったりはしない
- 無理して分割する必要はなし
- 芽の確保が最優先

実際、計りに乗せてグラム数を確認するのは面倒です。
慣れれば、見た目のサイズ感だけで判断できますので、
そこまで、グラム数にこだわる必要もないかと思います。


種イモは基本、タテ(縦長方向)に切るとされています。
その理由は、芽が一方に偏っているため、
タテに切ればバランスよく芽を分散できるからです。
横に切ってしまうと、片方だけに芽が集中しやすくなります。
ですので、芽をバランスよく分散させようとすると、
自ずとタテ切りの選択になります。
管理人ケース
僕はというと、それほど植えられるスペースがないので、
種イモ1kg(5個入り)を半分にカットしています。
半分だと重さは100gほどで、芽は3~4つ付いている状況です。
種イモの防腐処理
防腐処理を行う理由
防腐処理を行わないと、断面から腐る可能性がある。

防腐処理の方法は2択となっています。
人によってどちらかを推奨していますが、
自分の都合に合わせて行えば問題ないようです。
- 草木灰を表面に付ける
- 3日ほど乾燥させる


こちらの手段は、カットした種イモを、
すぐに植えたいときに効果的といわれています。
コーティングされた草木灰が、腐敗から守ってくれます。
デメリットとしては、手持ちの草木灰がないと、
購入する必要があり、少しコストアップにつながります。
草木灰はホームセンターなどで売っていて、
種イモのシーズン中は、よく種イモの側に置いてあります。
こちらは、すぐに植える必要がなく、時間に余裕があるときに適しています。
表面が乾燥することで、腐敗から守ってくれます。
日向なら1日ほど、日陰なら3日ほでよいそうですが、
重要なのは、表面の乾燥で、乾いてさえいればOKです。
管理人のケース
僕はというと、草木灰を付けてみたかったので、草木灰を選択しました。
ただ、今思えば別に急ぐ必要もないので、
次回からは乾燥させて防腐処理を行いたいと思います。
種イモの植え付け
【参考】畑での植え付け
畝幅:70cm前後
畝高:10cm前後
株間:30cm前後
黒マルチ:どちらでも可

--検証中--
1株で1kg以上のイモを収穫するには、
不織布プランターのサイズとしては、12号(7ガロン)に1株でよさそうです。
また、高さは30cmほどあればOKです。
管理人のケース
僕はというと、市販のサイズ【直径35cm × 高さ28cm】を選択しています。

植え付けた後、株が成長したら「土増し」をするので、
予め、10cmほどの空間を空けておきます。

種イモをセットする際は、地上部から10cmほど掘って置きます。
もし、種イモをカットしている場合は、
腐敗防止のため、カット面が下を向くようにします。

だいたい10cmほど掘って、種イモの最も高い部分が、
5cmくらい土で覆われていれば大丈夫だそうです。


もし、2つ以上植えるようなら、30cm間隔にします。
参考としまして、上記のようなウッドプランターでは、
30cm間隔でジグザクに植え付けています。
畑の間隔を基準とすると「ちょっと狭いかな?」って感じですが、
どれも1kg越えの収穫量となっています。
芽かき

芽かきを行う理由
種イモを植えると、4つ前後の芽が伸びてきます。
すべての芽を育ててしまうと、大きなイモができず、
小さなイモばかりができてしまいます。
そこで、大きなイモへと育ちやすいよう、芽を間引きます。
これが「芽かき」の作業となります。

植え付けから1ヵ月ほど経つと、だんだんと大きく茂ってきます。
さらに種イモからは、複数の芽が伸びてくるので、
ここで「芽かき」という作業を行います。


芽かきは最も成長している芽を残して、他を間引きます。
引き抜く際は、残したい芽を手で押さえながら行うと、
安全に間引けます。
「1つ or 2つ、どっちにすればいいの?」という疑問がありますが、
僕は、なんとなく2つ残しています。
現在のところ、深い理由はありません。
土増し

土増しを行う理由
子供のジャガイモは、種イモの下ではなく、
上部や周りにできやすいようです。
そのため、放置すると新しいジャガイモが、
地上面ギリギリになってしまうこともあります。
ギリギリだと、太陽光を浴びて緑化する心配があるため、
それを防ぐために、土を被せて対処します。

畑の場合は、葉が生い茂っても、
サイドから「土寄せ」という形で、土を盛れます。
ですが、プランターの場合は、茂った葉が邪魔をするので、
生い茂る前に「土増し」を完了しておくと、手間がありません。
人によって、土増しを2~3回行うケースもあれば、
マルチを張っている場合は1度も行わないそうです。
また、被せる土の厚さは5cm~10cmほどのようですが、
回数によってもトータルの厚さが変わってきます。
こちらも、その人の考え方次第といったところでしょうか。
管理人のケース
僕はというと、土増しを5cmほど1回だけ行いました。
花の処理

5月くらいになると、ジャガイモの花が咲き始めます。
この花の処理をめぐり、「花を残すか? 切ってしまうか?」の2択になるそうです。
どちらにもメリットがあるようですが、
「どっちでも変わんないよ!」という声が多数のようです。
なので、花が咲いても放置でよいのではないでしょうか。
まれに開花後に、いくつかの実が着くケースがあります。
こちらも、人によって「残す・残さない」がありますが、
平均すればどっちでも変わらないそうです。
管理人のケース
僕はというと、開花後は切らず放置しています。
また、実が着いたことはありません。

なかには未開花になってしまうケースもありますが、
収穫量には影響しないそうです。
なので、そのまま放置してもOKです。
追肥

株の成長とイモの肥大化のため、追肥を行います。
一般的に追肥のタイミングは、
「芽かき」と「開花前」の2回だそうです。
使う肥料は人によって違うと思いますが、
化成肥料(8-8-8など)が推奨されています。
使用する量は、12号のプランターなら100gほどで十分なようですが、
株の状態を観てから判断する必要があります。

もし、土に元肥(初期肥料)が残っていれば、追肥は不要になります。
見分け方としては、上の写真のように、
「ちょっと育ちすぎ?」と感じるくらい、
青々と葉が茂っていれば、追肥は不要と判断できます。
管理人のケース
僕はというと、初期肥料が残っていると判断して、
追肥は1度も行いませんでした。
収穫
3月に植えると、6月には収穫になります。
収穫までの日数は約90日ほどですが、
残り1ヵ月を切ると、だんだんと株に変化があらわれます。


こちらは人によってマチマチかと思いますが、
収穫サインより前に、大きく育ちすぎると自重で倒れてくるようです。
ただ、茎が倒れも、折れてさえいなければ、そのまま放置でOKとなります。
管理人のケース
僕はというと、ほとんどの茎が倒れましたが、
そのまま放置していました。


収穫のサインは、こちらが本命で、
葉が黄色くなり、茎の勢いもなくなってボロボロな見た目になります。
時期としては、収穫適期の1週間前くらいから目立ち始めます。
また、他の目安としては、
天候や品種にも左右されると思いますが、
植え付けから90日ほど経って入ればOKだと感じます。

ご存知のとおり、ジャガイモは土の中に埋まっているので、
収穫の際は、土が乾いているほうが手間が掛かりません。
土が乾いていれば、ジャガイモの土汚れも少ないですし、
余計な土も付いてきません。
ちなみに、水洗いは不要です
反対に濡れていると、長期保存させる場合は、
収穫後にジャガイモを乾燥させる必要があります。
(※ すぐに食べる場合は、乾燥は不要)
雨や梅雨の状況はその年で異なりますが、
3月中旬までに植えておくと、
梅雨前までに収穫できるケースが増えてきます。


ジャガイモの場合は掘るだけなのですが、
はじめに、茎をつかんで引っこ抜けば、いくつかのイモが一緒に採れます。
ですが、土の中に残っているケースが多いので、
手でかき混ぜて、未回収がないようにチェックします。


品種や天候にも左右されると思いますが、
700g~1500gほどは取れる感じがします。
できる個数はバラバラで、大きいイモがあったり、
中~小さいイモも混ざっています。
管理人のケース
僕はというと、ダンシャクという品種で、
平均すると1300gほど収穫しています。

掘り出した後の保存場所は、薄暗い場所で少しでも風が通ればOKです。
自宅なら、陽が当たらない廊下や玄関ホールが該当します。
もし、明るすぎるなら、上から新聞紙でも掛けておきます。
日陰&風通しがあれば、常温で保存が効き、
周辺温度が30℃を超えても腐りません。

保存するケースはダンボールでも大丈夫です。
たくさんある場合は、新聞紙を適当に挟んでおくと湿気対策にもなります。
より長く保存させるには、イモを1つ1つ新聞紙で包むのがよいかと思います。
常温での保存なら、約3~4ヵ月間、
野菜室(冷蔵)なら、約1~2ヵ月間とされています。
ただ、保管方法によっては腐ってしまったり、
発芽してしまうケースもあるので、
収穫から2ヵ月程度で食べきるのがよいかと思います。
管理人のケース
僕はというと、自宅の廊下(薄暗い場所)で常温保存しています。
6月末に収穫したイモは、約2ヶ月後の、
8月末に発芽しましたが、緑化は無しでした。

ジャガイモは長期保存が効くため、
低温保存して熟成させれば、より美味しいそうです。
ただ、採りたてのジャガイモは香りが違います!
はじめての方でも「こんなに、香りが違うのか~!」と気付くと思います。
ということで、個人的には、
採りたてのフライドポテト(皮付き)がオススメです。