2025年・春ジャガイモの栽培記録(写真メイン)です。
- 品 種 :ダンシャク
- 栽培期間:3/20 ~ 6/20【90日】
- 収穫成果:成功(1.5kg/1株)
- 天候 :晴れの日が多く、定期的に雨。とても育てやすい天候だった。
- 気温 :平均より高めだが、過去5年で比べると普通。
- 病害虫 :被害なし
- 日照時間:6時間 / 1日ほど
栽培環境の紹介

1.自作ウッドプランター
- サイズ:180cm×60cm×50cm
- 植えた種イモ:8つ
2.不織布プランター
- サイズ:12号(w60 × h40cm)
- 植えた種イモ:2つ
初回なので、市販されている500円 ほどの培養土をそのまま使用。
※ 初期肥料入り
※ 石灰などは追加なし
他にも様々な品種がありましたがダンシャクを選択。
特に理由はありません。
普通に美味しい品種です。
春ということもあり、定期的に雨が降ってくれたので、水やりはほぼ雨だけで補えました。
大きな病害虫の被害はなかったので、農薬は不使用です。
栽培記録

同じ品種の1kgでも、大きなイモが入っているものと、
小さなイモが入っているタイプの2種類が有り。
今回は初見ということで、大きなイモを選択。

2日に購入して、20日(植え付け当日)まで日陰で保管。

栽培スペースの関係上、5個を半分に分割して10個へ。
1つの重さは約100g。


初回は自家製の草木灰を使って完了。


今回は初回なので、新しい培養土を使用。




最初に芽を確認してから5日ほどで、すべての種イモから芽が伸びる。


今回は2つ残しを選択。


被害はほとんどないため、そのままスルー。
今回は生育の勢いが良く、元肥がまだ効いていると判断しキャンセル。



5月上旬から、ぞくぞくと開花。
また、生育も順調で葉っぱも生い茂る。

収穫量には影響なし。

全体的に5cmほど土増しを行う。(タイミングが遅れた)
ここまで株が育ってしまうと、葉や茎が邪魔して、
プランターでは、土増しに時間がかかる。
芽かきのとき(4月下旬)ぐらいに一緒に行えばよかった。
土増しに使った土
土増しに使った土は、新規の培養土ではなく使用済みの培養土。
肥料成分は、ほぼ残っていないと思われます。


全体的には、葉焼けの被害は少なかったで、そのまま。


自重で傾くようですが、折れている訳ではないため、そのまま放置です。


テントウムシダマシは1匹しか見なかったので、そのままスルー。
一方、この黒い点々は何だろう?
こちらも、大きな影響はなさそうだったのでスルー。




前回から1週間で、急に枯れ込みが目立ってきた。
これは「十分な収穫サインでしょう!」ということで収穫。
植え付けから90日。
天候は安定

1週間前から晴天が続き、
乾いたサラサラの土から掘り上げることができた。
収穫結果



はじめての収穫のせいか? めちゃくちゃ色艶がよく見える!
傷んでいるイモもなし。
量はちょっと少なめ?


一番大きなサイズは7cmくらい。 ピンポン玉のサイズも有り。
量的には、プランナーのサイズ(土の量)に対して、
期待していたより「ちょっと少ないのかな~」と感じる。


つづいて、ウッドプランター。
こちらは、いい感じ


こちらは、ピンポン玉サイズが少なく、10cmサイズがそこそこ混じっていた。
全体ではこんな感じ

他の株も同様で、どれも大きなジャガイモが混ざっていて、
1kg以上の収穫量となっています。
種イモが残っていた

なかには、種芋が腐ったまま残っていた。
堀り残しに注意

念入りに掘ったつもりでしたが、まだ堀残しがありました。
もったいないので、確実にゲットしたいところです。
感想と次回に向けて
初めての春ジャガイモ栽培でしたが、思ったより簡単に感じました。
- 涼しい季節での栽培で、大きな病気・害虫の被害に遭わなかった。
- 継続的な世話が少なく、メンテナンスフリー状態に近いと感じた。
- 市販の培養土を使ったため、土づくりで失敗しなかった
収量としては、1kgの種芋から10kgのジャガイモが収穫できたので、
初回の出来としては合格点だと思います。
- 不織布: 650g / 1株
- ウッド:1400g / 1株
どちらも、変わりなく育っていたように感じましたが、
収穫量的は2倍の差となりました。
理由は不明なので、今後も調査していきたいと思います。
株が大きく育ってしまうと、土増しは面倒な作業になる。
来年は芽かきと同時に行おう。